録音について




クリアな音声で録音を!

テープ起こしにおいて「録音された音声の良し悪し」は、大変重要です。
音声がクリアなものは、予定より早く納品できることもあります。その場合には、もちろん特急料金はかかりません。
一方、録音状態の悪いものは、起こす時間が2倍3倍かかることもあり、追加料金がかかる場合もあります。
その上、出来上がった原稿は不明個所の穴だらけ、ということも。
つまり、

   良い録音状態 → 仕上がりが早い、原稿が正確、料金が安い

   悪い録音状態 → 仕上がりが遅い、原稿が不完全、料金が高い

ということになってしまいます。
せっかく原稿に起こそうというのであれば、できるだけ「良い録音状態」で音声を収録したいものです。
なお、音質についてはモノラルでも十分です。
実際に録音する前に、テスト録音してみることをお勧めします。


マイクロホンの特性について

マイクロホンは、基本的により近い音・大きい音を拾うため、録音されたものは人間の耳で聞こえたものと同じになるとは限りません。
広い会場などでは、資料をめくる音や、マイクの近くの人の咳払いなどがくっきりと入り、肝心の講演者の声がもやもやとしか聞こえないこともあります。

マイクロホンは 話者の1m以内にセットするのが、一番理想的です。
パソコンやOHPなどを操作しながら話す話者の場合、話者の声より機械の音が大きく入ることもあります。
ピンマイクを襟元につけていただくのも良い方法です。
広い会場で拡声していて、質疑応答などもある場合には、アンプの録音端子に接続して録音するか、スピーカーの前に外部マイクをセットします。貸しホールなどでは会場係に問い合わせてみてください。
人数が多いときや、やや広い会場で拡声していないときなどは、複数個所で録音していただけると、全体をカバーできるようになります。(この場合には、録音時間を重複してカウントすることはありません)

無指向性マイク
   カセットデッキ本体についている内蔵マイクなど
   前後左右360度の音を拾うので、対談や、複数人数の会議などに向いている

単一指向性マイク
   講演会の壇上にセットされているマイクなど
   マイクを差し向けた前方の音のみを拾うので、講演会、講義、スピーチなどに向いている

望遠マイク
   感度がよい分、雑音もよく拾うのであまりお勧めできません



部屋の音響効果について

音が反響する(エコーがかかったようになる)のを防ぐには、音が響かない部屋を選んだり、またカーテンを引くのも効果があります。



長時間の録音について

録音機を2台用意しリレーさせ、つなぎ部分を少し重ねるぐらいにすると欠落が防げます。
録音機が1台の場合は、1本目のテープが終わるのを待たずに、きりのいいところで2本目のテープに替えると、欠落が最低限ですみます。
長時間録音モード(LP)や2倍速録音等は、音質が落ちますので、あまりお勧めできません。(録音状況が良い場合には、長時間モードで十分な場合もあります)



音声ファイルについて


音声ファイルについては こちら (申し訳ございません。ただいま工事中です。お問い合わせください) をご覧ください。



複数の話者がいる場合

ビデオの場合は別ですが、音声だけで話者を聞き分けるのは難しいのです。
会議やシンポジウムなどの場合は、司会者が「○○さん、どうぞ」と言うか、話者が「○○ですが、」と言うようにするなどして、話者を特定できるようにしていただけると助かります。






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